Xen Server 5.0 第2回(準備)
前回、Xen Server 5.0 第1回(仮想化について)
早速インストールをしたいのですが、まずは準備から
まあそんなに準備するものはないのですが、簡単に。
概要
- ハード
- インストールCD
- クライアントの準備
ハードについて
今回は仮想化を行うため余裕があればスペックの高いマシンを用意することをお勧めします。
- CPU
- 2 GHz 以上(1.5 GHz最低)、マルチコアを推奨 64-bit x86 サーバークラスシステム
- メモリー
- 1GB – 128GB
- ハードディスク
- ローカルまたはファイバチャネルで接続された、60GB以上のディスク領域(16GB最小)
だそうです。また、64bit CPUにしか対応していません。
そこで今回インストールしたマシンは少し前に仮想用マシンとして使用しよう思いつつも放置されていたもの使用しました。
- CPU
- Core 2 Quad Q9450
- メモリー
- 8GB
- ハードディスク
- 1T
ちなみにこのスペックでも最近は10万円以下で準備できるのと、
仮想環境なので物理コア仮想コアが多くないとメリットがありません。
メモリーに関しては、仮想数をいくつ立ち上げて動かすかで変わってくると思いますが、
最近はメモリが格安なので、多く実装したいですね。
ハードディスクに関しても仮想環境にどの程度領域を持たせるかで変わってくると思います。
インストールCDについて
Citrix XenServerダウンロードのExpress Edition 無償版 をクリックすると登録のページに飛びますので
登録すると、ダウンロードのページが表示されます。
- License Key(ライセンスキー)
- Product Installer(インストールメディアのISO)
- XenCenter(Windows からコントロールするためのクライアント)
- Helpful Resources(Help 日本語版に関しては こちらにあります)
全てダウンロードしましょう。
次に、ダウンロードした
XenServer-5.0.0-install-cd.iso
をメディア(CD、DVD)に焼きます。インストール用のメディアになります。
クライアントの準備について
おそらくWindows 上にて XenServer をコントロールすると思いますが、
コントロールするための XenCenter をインストールするときに、
.NET Framework 2.0以降 が必要になります。
第3回へつづく