CentOS 5.2 インストール(準備)
CenOS 5.2 のインストールに伴う事前準備について
- はじめに
- インストールマシンの準備
- イメージCD、DVDの作成
はじめに
CentOS インストールする目的は多くのパターンが存在すると思いますが、今回はWEBサービスを運営する目的で、セキュリティと負荷を考慮した内容になります。
具体的にセキュリティを考慮でのインストールとは、インストール時には最低限 Linux が起動するだけの項目だけをインストールして、後から必要に応じてWEBサーバ(apache)等を
インストールします。負荷に関しましては不必要なサービスをインストールしないことによりCPU、ハードディスクの負荷を上げないようにします。
今回のインストールはGUI(X Window)もインストールしないため、初心者には少しハードルが高いかもしれませんが、インターネットに公開等を考えている方は
積極的にCUIでのサーバの操作に慣れることをお勧めします。
インストールマシンの準備
インストールするマシンに関しても目的がいろいろあると思いますが、予算等いろいろあると思いますので、今回はパターンを紹介します。
- DELL等のサーバマシンを購入
- 自作する
- 家庭用のPCを購入
- 家庭で使用しなくなったPCを使用
- 中古のノートPCを購入
といろいろありますが、アクセス頻度に応じて選びましょう。実験や、ローカル環境のみで使用する場合は貧弱なPCなどでもまったく問題ありません。
また、Windows と違い、ある程度貧弱なマシンでも十分動作します。
実験の場合、私的にお勧めなのは中古のノートPCがお勧めになります。移動も簡単にできるためインストールなども気軽におこないえるでしょう。
本格的に使用する場合は、やはりサーバマシンを選択しましょう。サーバマシンは24時間動作させることを目的に開発されているため、耐久性が優れています。
最近はずいぶん家庭用のPCも進化しましたが、以前、中古のノートPCを家庭内サーバとして動作させた時に新品に交換した中古のノートPCが
だいたい半年で壊れた経験もあります。ただし、壊れず2年位動作しているものもあります。
趣味程度に本格的にサーバを構築する場合はデスクトップでサーバ用ハードディスクを積んだ仕様をお勧めします。
イメージCD、DVDの作成
CentOS のイメージCD、DVD を入手します。
入手方法に関しては大体、
- 雑誌、本からの入手
- インターネットからの入手
になると思います。雑誌、本からの入手は既にメディアが手元にあるので、ここではインターネットからの入手について
説明します。
- イメージの入手
- メディアの作成
イメージの入手方法ですが、CentOS の公式サイトよりダウンロードが可能になってます。
本家よりダウンロードは少し重いため、今回は日本のミラーサイトよりダウンロードします。
また、今回はDVDの入手方法のみ説明しますが、CD版も同じディレクトリ以下にありますので目的に応じてダウンロード作成してください。
細かいミラーサイト一覧に関してはここを参照していただき、今回はKDDI 研究所(HTTP) よりダウンロードします。
- 32bit 版 CentOS-5.2-i386-bin-DVD.iso
- 64bit 晩 CentOS-5.2-x86_64-bin-DVD.iso
32bit 版か、64bit 版 かで迷う場合はインストールするマシンのCPUが64bit 対応の場合は64bit をお勧めします。
だいたい4G 位ありますのでネット回線が遅い方は本、雑誌もお勧めします。
さて、ダウンロードが完了したら今度はイメージファイルを DVDに焼きます。iso に対応しているソフトなら問題ないと思います。
また、ソフトを持っていない方はフリーの DeepBurner で問題ありません。使い方については他のサイトに譲ります。